2006年01月27日

最近思うこと

仕事の話というのは、シュヒ義務やら何やらで、
なかなかネットのネタにしずらいのだけど、
さすがにいろいろ言いたくなる状況が重なると、
ついつい文字にしてみたくもなる。

たまたま今日は客先で重要な会議があって、そこには初対面の人間が数名。
彼らは自分達の会社の製品の仕様を説明するためにやってきたのだが、
どうも説明に要領を得ない。
彼らを少しばかり弁護するならば、客先から些か難しい問題解決を迫られていたので、
説明に窮するのは仕方のないことなのかもしれない。

説明内容に決定的な違和感を覚えるのは、
端的にいえば彼らがユーザーの視点にたった物事の捕らえ方をしていないということと、
極めて教科書至上主義的優等生の発言だからだろう。
これでは百戦錬磨の客先を説得することなど出来るはずがない。

自分のいる業界というのは、かなり泥臭い世界だから、尚更なのだが、
どんな業界でも乱暴に切り回さなければいけない局面が多分にあって、
なおかつ最後はある場所にきちんと着地する。
そのプロセスをどうも理解出来ない人が多いことに最近驚かされてばかりいる。

結局彼らは自社製品を否定する主旨の発言をやらかしてしまい、
客先の怒りと失笑を買って終了。
今後客先に彼らの製品が採用されることはないだろう。
そして今日の自分の貴重な時間も徒労に終わった。

社内向きに頑張って評価されても、外でうまくやれない人はプロジェクトを切り回すことは出来ない。
その厳しさの認識は、自分の組織の中でしか通用しない
ローカルルールにつかっていると、
次第に感覚が麻痺してしまうのだろう。

気をつけよう。
自戒をこめて、愚痴を一発。

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2006年01月24日

新年好

実は以外と筆無精で、
携帯のメールを打つのは早いのに、
年賀状の挨拶がいつも遅くなる自分に、
嫌気がさしてしまう今日この頃。

これが海外に行った友人となると、
心理的に国際電話をかけるのと同じくらい
億劫になるのが不思議だったりする。
郵便は別に敷居が高いわけではないのだけど、
やっぱりメールのほうが早いし、
久しく近況を伝えていない海外の友人には、
ハガキ一枚では伝えられないことも
あったりするからかもしれない。

先日、日本の住居を引き払い、
上海に帰った友人と久しぶりにメールを交した。
年齢的には半廻り上で、
中国から日本に留学してきた彼と知り合ってから
10年以上になるだろうか。
当時はお互い我の強い微熱な青年で、
建築について事あるごとに意見の衝突、
いや、どちらかといえば喧嘩に近いことを繰り返した気がする。

そう、学生時代の友達に久しぶりに会うと、
かなりの確率で言われるのが
「性格が丸くなったね。(そして身体も)」
であるので、きっと昔の自分を想像するに、
我が強い生意気な奴だったはずだし、
それはある意味、社会性というペルソナを学習して表層が丸くなっただけで、
今でも中身は全然変わってないのかもしれない。

そういったことを受け取めつつ、
長い目で見てくれる仲間から、
相変わらずの年始の挨拶を
やりとり出来ることに感謝したい。
自分はそういった部分が
今まで希薄だったような気がするし、
今だに感謝の気持ちを表現するのが
得意ではないようだ。

気がつけばもう旧正月。
中国にいる友人にも「新年好!」
そして今年もよい年でありますように。

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2006年01月18日

インフルエンザ

職場の隣席の人がインフルエンザに罹った。
この時期は年度末と重なりビミョーに忙しくて、
抵抗力も落ち気味な自分はいつも風邪を引きやすく、
誕生日に予約される健康診断をいつもぶっちするのが常なのだが、
実は血を抜かれるのが大の苦手だから、という噂もある。
そんな体調の折にインフルエンザは恐るべき脅威でもあり、格好の現実逃避の甘い?罠でもある。
いや、そんなことはいろいろな状況が許さないわけで(苦笑)
少しばかり制限していた食欲を全開放。取り合えず、抵抗力つけるために、しこたま食ってます。

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2006年01月08日

まるカレンダー

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昨年から、さりげなく左のリンクに福祉作業所のリンクを入れているので、気が付かれている方も多いと思うが、
福岡に住んでいた頃の知り合いに、アートに関係した人が多いこともあって、
その繋がりが東京に居を構えた今も続いている。

福祉作業所を取り巻く外的環境は法改悪をはじめ決して良い方向ではないのだけど、
アートを通じて社会と繋がりをつくり出す方策は、着実に成果を上げているし、
何より今までの地道な作業の積み重ねが大切であることを教えてくれる。

先日そこで予約していたカレンダーが届いた。
出来ばえも、クオリティも素晴らしいものだ。

自分は「障害者」という言葉も「障がい者」という言葉も好きではない。
あちらとこちら、というつまらないカテゴライズはとても空ろだし、
そんなつまらないことを乗り越え、
共通の言葉で語り合える場所が必要だと思う。
その答えのひとつがアートだ、と確信できた今日この頃。
今年は福岡にとどまらず、奈良で展覧会を開くということなので、
関西方面の方、是非応援よろしくお願いします。

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2006年01月06日

新年会

ここ1年近く、とあるプロジェクトのために会社から離れたタコ部屋、いやプロジェクトルームで仕事をしていると、
会社のほうが自宅から遠いということもあり、なかなか足が会社のほうへ向かないのだけど、
昨日は新年会ということもあって、打ち合わせの合間に顔を出した。
終始和やかなムードで飲み会が開かれていて、話を聞いていると、
件の構造計算の偽造事件の影響はあるものの、
どうやら構造が過剰設計ではないかと揶揄されるうちの会社にとっては、
かえって施主の信頼を得ているようだ。
まあそれも何だかな、なのだけど。

1年近く、会社を外側から見て、当然悪い面もあるし、
自分自身を筆頭に改善すべき点は良く見えたのだけど、
それ以上に良い面も見えてきた。
嗚呼、リーマン人生まっしぐら(笑)。
ただ、この業界に限らず、どんな仕事も本質的には一人では何もできないわけで、
組織の大きさなどに拘らず、
チームプレイがきちんと出来る場所にいたいな、と思う。
そういった意味では古巣がやっぱり良かった、というありきたりな結論を感じた新年会。
ま、いいか。

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2006年01月05日

ゆっくり始動

実は昨日からちょい仕事場に顔を出していたのだけど、
正式には本日から仕事初め。
昨年の反省を振返ると、今年の目標は自ずとわかってくるわけで、
まあシリアスな目標は心の底にさておき、ネタとして公言できるところでいうと、
一にも二にも、「イメージチェンジ」かもしれない。(おいおい)

まあ真っ当な意見として、昨年夏の讃岐うどん7杯をピークとした体重増加は傍目にみてヤバかったらしい。
脳天気に食欲を刺激しつづけた半年分の無駄な体重を落とすのに、半年またかかってしまった。
それでもなお、一昨年の体重より高い水準にあるので、
とにかく着れなくなったスーツが再び日の目を見るよう努力しよう。

もうひとつは、歳が一廻り以上の同業の人(とはいえ同窓の研究室の先輩なのだが)
に真顔で、
「君さぁ、構造計算を偽造した建築士に似てない?」
と言われたことだろう。
確かに髪型?と眼鏡、黒っぽい服、そして空ろな眼が少しばかり共通しているかもしれない。
ようするに、全体的に突っ込みを入れやすい空きがある、ということなんだろう。

なわけで、自分のなかで遅れてやってきたマイブーム「ちょい悪」を目指すべく、今年は静かに始動。
遅ればせながら、皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。
posted by drag_on at 17:13| 東京 ☁| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月03日

おでんくん

リリー・フランキーという人の名前は知っていたのだけど、
そして本が本屋に並んでいるのは知っていたのだけど、
今一つ忙しさと心の余裕がなくて、彼のことを知らずに正月を迎えた。

昨日は天気も悪くて、年齢の割に遅ればせながら、
補助なし自転車の練習を少しした以外は、
娘たちと漫然とテレビ三昧。

あ〜、これでは自分と同じように乱視か近視間違いないね、と呟きながら、
正月番組も相変わらず面白くなくて、自ずと地上波からケーブルテレビの番組へ。
あてもなく検索をかけながら
「次何見る?」いう問い掛けに、偶然目に止まった「おでんくん」の文字。

「おでんくんって、何?」と聞くと、
「え〜そんなのも知らないの〜?」とすかさずダブルハモり攻撃。
早速おでんくん鑑賞の時間と相成るわけで。

・・・うーん、深い。・・・

知らない間に子供達がシュールでなんとなく奥深い漫画を観ていたことへの驚き。
そして「おでんくん」を通したこれまたシュールな娘たちとの会話のなかで、
大人との距離が少しずつ近くなっていることを感じずにはいられない。

昔のアニメのように、正義とか悪とか、真っ二つの分かりやすい世界など、
本当のところどこにも実在しないわけで、悪い奴もいい奴も、結局はおでんのなかでごった煮。
すごく狭い世界のなかで、つまらないことを繰り返してるだけなのかもしれない。

・・・なんて。
新年早々、おでんくんには気付かされることが多かったです。はい。
posted by drag_on at 22:22| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月01日

古墳好き

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ぱらぱらと書き溜めてた文を少しずつ公開。

古代建造物の特質は、中心と方位にある、という話を遠い昔に建築史の授業できいたことを思い出す。
人間拠り所を何かに求めるならひたすら内面に求心的なものを作りだすか、
外側に絶対的な、例えば太陽や月などの動きに自分を合わせることにより自身を一体化させる。
ようは拠り所を何処に求めるかという点で、古代は至ってシンプルで力強い。
多分それは時代を経ると、次第に複雑な思想の影響で、
よりナイーブな形態に「進化」するのだろうけど、
結局表現としての強度は古代の遺構に勝つものはないように感じる。
表現手法も稚拙で原始的なものに力強い意志を読み取ることができるのは、
同じ素材の信じられない量の反復・繰り返しであったり、常人の思いを超えた精度の造り込みであったりする。

古墳はそういった意味で興味のつきない対象である。
前方後円墳という形態のもつ意味がまだ明確にされていないという謎解きも残ってる。
感受性に富んだ先人が選んだ遺構の場所は、そこに立つ人を否応なく得も言われぬ感じに包み込む。
細かなことに囚われたら、ふらっとこういった場所を訪れてみる。
小さなワダカマリは、本当にちっぽけな意志に思え、自分をリセットできるかもしれない。
posted by drag_on at 15:43| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前川國男建築展

生誕百年の節目ということもあって、昨年末から東京ステーションギャラリーで
前川國男建築展が開催されている。

昨年の旬な建築家が丹下健三だとしたら、今年は前川國男なのだろうか。
自分の学生時代は表層的なポストモダンの最終章。
デコン(脱構築)といわれる、専門外の方に乱暴な説明をすれば、パンクな建築流行りで、
正統なモダニズムの巨匠を参照しながら設計課題をする、ということが少なかった気がする。
勿論こんな乱暴な説明をしていると、デコンからもパンクからも、
違う〜と突っ込まれそうなんでこれ以上の説明は控えよう。
この話題だけでもかなりのネタになるのでこれはまた今度。
まあそんな世代がケツメイシ宣うところのちうねん世代になって、
今ごろになってこんな偉大な先達がいたんだ、
と改めて反省させられる構図を予測することはたやすい。
いや、どちらにせよ建築界をある時期リードした巨匠の回顧が必要な時代に
差し掛かっているのかもしれない。

時代時代の変遷のなかで彼の作品は変遷を遂げて行くのであるが、
特筆すべきはやはり戦後の混乱期に、安価に組み立てられるプレファブ住宅群と、
そこに込められた技術的アプローチ、
そしてそこに込められた思想的豊かさを汲み取ることができることだろう。
そしてそれは、前川の弟子であるはずの丹下の作品からは感じることの出来ない特徴でもある。

久しぶりに密度の高い建築展。
ちなみに正月休み中は休館のようなので要注意。


posted by drag_on at 11:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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