2007年08月12日

実家の修繕計画

実家は築27年。実際に住み始めてからは14〜15年ぐらいだろうか。
実態としてはかなり年期の入った住宅だけど、
鉄骨ALCなので、表面上はなんとか持ちこたえている。
ALCの内部側からの劣化は・・・いうまでも無いのだけど。

入居時に外壁の再塗装と内装のクロスの張替え。
7年目に再度外壁の再塗装、金属屋根の再塗装と陸屋根防水のやりかえ。
12年目に水廻り(バスルーム)の改装とクロスから塗り壁への変更。

定期的に補修費用をきちんと捻出する親には、全く頭が上がらないけど、
それが本来、家と接する正しい姿なのではないかなと思ったりもする。

最近は、ほぼ問題はないのだけど、
前回の金属屋根の塗装から7年以上経過したのと、
長らく我慢してきた甘い断熱への不満が、
このところの猛暑で爆発したため、
急遽金属屋根に、断熱塗料を施工する計画が持ち上がった。

断熱塗料が脚光を浴びてきたのは、ここ数年のことで、
実は自分自身が設計する建物ではまだ使ったことがない。(笑)
でも最近実例も増えてきたし、性能も間違いなさそうなので、
実家でちょっと実験してみる価値はありそうだ。

つづく。
posted by drag_on at 11:11| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月16日

川越のまちづくり#1

昨日は天気がイマイチだったが、川越に行って来た。
川越といえば伝統的な街並みの商店街をどのように活性化していくか、
という視点では先駆的な事例の部類に入ると思う。
伝統的建築物群保存地区、いわゆる伝建地区指定の第一号の候補となりながらも、
地元の商店街の反対でいったんは白紙撤回。
建物の保存と商売との両立の問題は簡単に済む話ではない。
以来20年以上の歳月をかけた議論とまちづくりの試みの中で、
1999年に伝建地区に指定。
その後の川越はテレビに紹介されるほどの観光スポットとなっている。

つづく。

参考文献:
川越見物

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2005年05月04日

まち歩き

昨日は仕事の現地調査を兼ねてぷちまち歩き。

昔、学生の頃はフィルムカメラにリバーサルフィルム入れて、
気合を入れて東京中を歩いた。
実家に置き去りにされた多量の防湿箱の中で、スライドは
まだ健在だろうか。カビなどはえてなければいいが。
今ではフィルムカメラにかわり、デジカメが手放せない。
手軽にデータとして保管できるし、朽ち果てることはない。
画質も所詮は素人なわけだから、多少のことは目をつぶろう。

振り返ってみると、学生時代と比べると、
自分の写真を撮る視点が微妙に変化したかもしれない。
学生時代はやはり建築にしろまちなみにしろ、
外からの物言いでしかなくて、でも批判的にミル、という
気持ちがすごく強かった。

今はどうか。
どっぷり建築の世界に浸かってしまっていて、
内からの物言いが多くなった。
まちなかで、建築的な拙さを発見しても、
そこに関わるツクリテを、
何処かで弁護する気持ちが働いてしまう。

「自分だったら、やっぱりこうするしかないな。」とか。(笑)

まずい。
迎合からは何も生まれない。
自分は健全なる批判精神を叩き込まれたのではなかったのか。
そこから新しいものをつくる力が生まれる、はずなのに。

写真を撮っていて、甘いアングルしか
撮れなくなった自分に気がついた。
気合を入れなおそう。
posted by drag_on at 09:00| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月10日

仕事でいちばん大事なこと

自己啓発とかそういった類の本はあまり好きではないのだけど、
この本は素直に買いました。
建築の設計業というのは大局的に見れば「サービス」業です。
ところがその部分を忘れてしまう状況が多々見受けられます。
自分自身は勿論のこと、
特にバブル期においしい思いをした40代半ば以降と、
氷河期の中で厳しい就職を通過した20代前半に、
この本は必携かもしれない。
小難しいケンチクの理論話だけでは仕事をとれません。
ほんの少しの気配りだけでは仕事をとれません。
気配りから心配りへ。
上っ面のサービスと真のサービスの違い。
そしてその違いを「売る」ことのできる者だけが生き残る。

その違いが何かを見つけるために、
次の大阪は無理してでもリッツに泊まりたくなりました。

リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと
林田 正光

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posted by drag_on at 09:14| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月24日

建築の寿命

建築の長寿命化という言葉が唱えられるようになって久しい。
しかし、残念ながら日本では30年ぐらいの単位で建物の更新が起こってしまう。
大分に住む義理の祖母はいつも私たちに向かってこういうのだ。

「あんたたちの建てる建物は30年とモタンじゃろ。
この家はなぁ、明治の時代に建てちょるが、全然傾いてもない・・」
とハジマル。

耳が痛い話。
でもその話の論点は今時の建築批判を越えて、
現代のライフスタイルそのものへ向けられているのだ。
煤で真っ黒になった柱・梁。よく手入れされなければ黒光りはしない。
服が個人の個性を代弁するのと同じように、
家は住む人のライフスタイルを否応が無く映し出す。
私たちはいつの間にか使い捨てのライフスタイルを美徳と感じ、
経済の発展と引き替えに多くのものを失っているのだと。

以前雲仙にあるクラシックホテルに泊まったことがある。
避暑地だから冷房はいらない。エレベータもない。
だがピカピカに磨き込まれた真鍮のドアの取っ手に
ホテルのサービス全てが象徴されているのだ。
何故なら温泉地である雲仙はすぐ金属が腐食してしまうから。

我々がそんな設計をすれば「あほ」、
次には「錆びないものを使え」となる。
毎日のほんの少しの労力と引き替えに、
錆びない金属を創りだす為の膨大なエネルギーを我々は浪費する。
もしそれが「建築の長寿命化」の名のもとに正当化される時、
また我々は間違いを犯すのだと思う。

初稿 (2004/07/06 09:56 E!)
posted by drag_on at 03:35| 鹿児島 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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